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消化性潰瘍におけるネキシウムとアルジオキサとの関係

2019年12月23日

消化性潰瘍とは、胃酸の分泌に対して、胃の粘膜の防御能力が弱い時に起こるものと考えられております。
消化性潰瘍にかかったからといって、必ずしも胃酸の分泌が過剰ということでも無く、消化性潰瘍の直接的原因はむしろ胃の粘膜の防御能力の低下の方が多いと考えられています。
さて、消化性潰瘍の治療薬には様々なものがありますが、上記の2つの胃潰瘍の側面から、胃酸を抑える薬と胃の粘膜を増強する薬に大別されます。
したがって、医師は診察によってどちらの処方が適切なのか、あるいは併用する方が良いかを判断します。
併用した場合でも、これらの関係において悪い意味での相互作用は心配いらず、疾患の治療という良い意味での相互作用が期待できます。
ネキシウムは前者の胃酸を抑える薬に該当し、アルジオキサは後者の胃の粘膜を増強する薬に該当します。
これらの薬剤においても上記の関係が認められます。
さらに、ネキシウムは他の胃酸を抑える薬と比較して、有用性が高いことが認められています。
具体的にはその有効性が高いことが挙げられます。
胃酸を抑える薬には、現在2種類の薬が存在し、H2ブロッカーとプロトンポンプ阻害薬に分類されます。
消化性潰瘍にはプロトンポンプ阻害薬の方が、新しく有効性が高いものであるが、その効き目に個人差が見られます。
これは、日本人においてに遺伝的にこの種の薬を代謝する能力にバラツキがあるためです。
その中で、ネキシウムは個人差が少なく、比較的万人に対して、一定かつ高いの有効性が期待できます。
一方、アルジオキサですが消化性潰瘍の直接の原因たる胃粘膜の改善が認められるものの、消化性潰瘍の改善効果は大きくないのが現状です。
ここでこのネキシウムとアルジオキサを併用することで、消化性潰瘍のより高い改善が期待されます。
互いの効果の違いや関係に基づいて、単独あるいは併用を考えるものです。